映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』

(多少、ネタばれしております。)

ちゃんとテレビの延長で。でもちゃんと映画のスケール感で。笑えてハラハラして、かつ泣けた。なんだ、これは。初体験な感じの映画だった。

ひとりさんのアドリブすげえ!自分ひとりだけ状況がわからない中、なんであんなセリフを繰り出すことが出来るのか。才気ほとばしってた。

もともと大好きな岩井秀人さんに惚れ直す。信太郎、ほんとムダにかっけーですよ。お話をリードしていく役柄だし、ふだんの舞台とは違う役者・岩井秀人の見せどころ満載だし。もう大満足。

女子、みんなかわええ。エロい。キスを我慢するの、大変だよね、あれ。とくに私はみひろさんに思い入れあるので、映画版にもがっつりみひろさんが出てくれてうれしかった。

サイタマノラッパーのIKKUさんこと駒木根さんが、いい味出してた。みひろさんと同じシーンがあって、SR好きとしてはニヤニヤ。

そして窪田正孝君、おいしかった!おいしかった!おいしかった!んで役名、ミカエルって。もうニヤニヤせざるを得ない。

ふだんのTVと同じように、バナナマンおぎやはぎがつっこみ役としていたのが、この映画の武器だと思った。彼らと一緒に体験してく感じがたまりませんでした。

もうね、スタッフ力に驚く!あのアドリブをちゃんとカメラに収め切ってるのが、すごい。

あと主役の段取りなしでアクションって、あそこまで出来るんだと感服。

敵のアジト、よくあんなとこ見つけたなあ。あそこをぐるりと見せるとこが、すごく映画としてのスケール感を感じました。

そして岩崎太整さんね劇伴が、すごく映画だった!

ところどころ、テレ東クオリティな、ちょいしょぼなとこがあるんだけど、そんなとこも含めて愛しい映画だったな、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』。

んで、あそこまで、お話、突き詰めちゃうと続編は難しいのかなあ。でも、ひとりさんと岩井さんのやりとり、ほんとに大好きだから、なんかまたミラクル起こらないかなあと、密かに期待してる!