8/5 青森中央高校演劇部『もしイタ〜もしも高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』

青森中央高校演劇部の『もしイタ〜もしも高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』を見た。というか体験した。被災地で上演できるよう音響もセットも照明も使わない作品。その分、生徒たちが役だけじゃなく、音や背景も演じる。すごくエネルギッシュで、同時に考えさせられた。

もしイタ、地震の後を扱ってるけど、決して重いだけじゃなくて、イタコなんて飛び道具使ってる位だから、笑いも沢山あった。そして、あの地震を体験した人、あの地震を傍観するしかなかった人、どっちの立場の人でも、ぐわっとくる内容だった。

もしイタは、2011年の9月が初演。それから代を越えて、演じられ続けている。高校演劇の場だけじゃなく、被災地を回っても上演されてて。アフタートークで顧問の畑澤聖悟さんが、その被災地での上演の様子をスライドで見せてくれた。生徒が被災地で受けとめたものが、舞台に反映されてるんだなあ。