映画『フライング・ギロチン』

『フライング・ギロチン』(原題:血滴子/2012)

清王朝の闇の暗殺部隊“血滴子”を描いてた。前半はフライング・ギロチン使ったアクションものな感じで、後半はもっと政治的なお話に。ホァン・シャオミン演じる革命家・天狼が魅力的だったなあ。ひいきのショーン・ユーはにくまれ役を的確に。

結構、残酷描写が多いので、ダメな人はダメかもな。そんな中、革命家の天狼が山の中に作り上げたコミューン的な集落の描写が、夢物語のように温かく美しく、魅せられました。

あとアクションや爆破のやり過ぎ感は、さすが香港の監督よのお、アンドリュー・ラウって感じでした。